ポスト処理時に、解析結果をグラフ化して可視化したい場合はありませんか?
そんな時は、独立したウィンドウ内で、アウトプットデータや関数のXYプロットを作成できる[チャート]を使用します。この機能の概要と基本的な使用方法をご紹介します。作成できるチャートのタイプは以下の6種類です。

①XYデータについて、横軸にノードやエレメントのIDを取り、縦軸に指定したアウトプットベクトル値を表示する。
②特定のベクトル対して複数のアウトプットセットを串刺しにして表示する。
③2つのアウトプットベクトルの演算結果について、複数のアウトプットセットを串刺しにして表示する。
④X軸とするアウトプットベクトルとY軸とするアウトプットベクトルを指定し、複数のアウトプットセットを串刺しにして表示する。
⑤複素結果のデータを位相角レンジで展開してXYプロットで表示する。
⑥Femapの関数をグラフ表示する。

そしてこのチャート表示をカスタマイズするため、以下のようなたくさんのオプションが用意してあります。
・チャートスタイル:点、折れ線、面
・チャート軸:目盛線と目盛の表示、ズーム機能
・チャートタイトル:表示のオン/オフ、タイトルフォント、位置
・チャート凡例:凡例のオン/オフ、凡例の表示位置のコントロール
・マーカー:表示のオン/オフ、サイズ、形状
・チャートカラー:チャートの配色コントロール

今回は、後半のチャート表示をカスタマイズするためのオプションを説明します。

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